事例① 平晋建設株式会社

▶️平晋建設について

 平晋建設株式会社は、郡山市を拠点に、官公庁発注案件から民間発注の土木工事・インフラ整備を担う総合建設会社です。20代・30代の社員が多く、ベトナムの技能実習生や特定技能者も受け入れるなど全体を通して機動力がある会社です。

 代表取締役を務める髙橋晋也氏は、令和6年度の郡山商工会議所青年部の会長も務めており、自社だけでなく地域の未来のビジョンも見据えながら、事業を展開しています。

▶️クライアントが抱えていた採用における悩み

 平晋建設株式会社様は、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を、依頼前に自身で作成していました。しかし、ビジョンの浸透や当事者意識の醸成に課題を感じていました。

▶️実際の採用プロセスでの実施策

1. 「社内全体への人事課題の共有」

 まず、社内全体で人手不足や採用活動がうまくいっていない現状を赤裸々に共有しました。そして、5年後、10年後の未来に向けて、経営陣が若手人材に、相当な力を入れていること、全社員で、採用に取り組んでいきたい思いの丈をぶつけました。

これにより社員全員が会社の課題を理解し、社員全員が自分ごととして考えるよう意識付けが、一定水準で実現されました。

2. 「役員全員を巻き込んだ人事MTGの実施」

 次に、役員全員が参加する人事ミーティングを実施しました。髙橋社長や人事担当の菅野取締役だけでなく、現場の取締役も含め、役員全員で人事の課題を共有。そして社長が描く会社の未来、地域の未来に対する想いを伝え、社内全体にMVVを浸透させるための施策を検討しました。

これらの施策により、平晋建設株式会社ではビジョンの浸透と当事者意識の醸成が進みました。そして、社員全員が一丸となって採用活動に取り組む姿勢が強まりました。また、表彰制度の導入に踏み出したり、朝礼にMVVに纏わるレクリエーションの実施などを社員主導で始め、人事活動に対して助力する体制が作られました。

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP