事例インタビュー:12期連続増収増益!10年連続離職者ゼロ!信和興業株式会社・大渕能愛社長


社名: 信和興業株式会社
所在地: 東京都新宿区西新宿
設立: 1972年9月
代表者: 大渕 能愛(代表取締役社長)
事業内容: 弱電設備(インターホン、セキュリティシステム、LED照明)の設置・管理
売上:24億円(令和6年8月期)
従業員数:26名(令和6年9月時点)
表彰: 新宿区より「優良企業賞」を受賞
主要取引先: 建物管理組合様、各種建築物オーナー様、各種施工会社、メーカー様
信和興業様HP:https://www.shinwa-kk.jp/
信和興業様の魅力が整理されている記事:https://www.sunfrt.co.jp/blog/2023/04/vol032/

FindValueとの出会いについて

ーーFindValueとの出会いについて、改めて簡単にお聞かせいただけますか

大渕社長「はい、まずは郡山にあるタックコーポレーションという会社の山本社長とその息子さんからのご紹介で、FindValueさんと知り合いました。以前から『Z世代の採用において優れた二人組がいる』と聞いていました。ある時、息子さんに相談をしたら、たまたまその週末に郡山でFindValueのセミナーがあるということだったので、参加を検討しました。さらに、前日の食事会で宗近君(弊社代表取締役)と会った際に、Z世代セミナーに参加することに決めました。」

ーーそこから始まったんですね。

大渕社長「そうですね。当社はこれまで、リファラル(紹介採用)に頼っていたので、今後若い人を増やしていくために、新たな採用手法を模索していました。そのため、山本社長の息子さんに相談した結果、FindValueと出会うことになりました。」

ーー合宿に参加する前は、会社の方向性をどう考えていたのですか?

大渕社長「リファラル(社員からの紹介)だけではなく、他の採用方法も模索していこうという意識があり、様々な採用サービスの話は聞いてみてましたが、「これでいける」と確信が持てている状態ではなかったです。FindValueさんのセミナーの中で、特に「20XX年物語」という内容に興味を持ちました。会社の数年後の状態を具体的に物語形式でイメージし、それを社内外の人に共有するからこそ、同じイメージを共有しながら前に進んでいける。私の中で、これは会社に必要な要素だと思いました。」

▲制作した、信和興業様の2027年物語


合宿への参加について

ーー合宿のプレゼンを聞いた上で、契約に対して迷ったことはありましたか?

大渕社長「迷いはなかったですね。事前に何をやるかは分からなかったですが、参加することで多くのことを学べると思いました。まずはやってみようという気持ちで、奇跡的に3日間連続の日程が空いていたので、まずはスケジュールを確保しました。」

ーー参加者全員3日間連続で予定が空いてるとは!実際に合宿が始まってからの心境はどうでしたか?

大渕社長「まず、3日間でこんなにいいものが作れるのかと感動しました。また、参加者が一つになって『いいものを作ろう』という意識が強く、共鳴し合う感覚がありました。僕はよく、周波数が合うって表現するけど、それがハマった感じ。真剣勝負のような緊張感もあり、とても充実した時間でした。最も印象的なのは、ビジョンマップのある部分で言葉が出てこなくて、みんなで悩んでいる時。その時に、追い込まれる感覚というか、首を絞められていくという感覚があった。でも考え抜いた先にいい言葉が生まれてきて、いいものができた。そういう時間を体験して共有できたっていうのが、充実感にも繋がっていると思います。今後5年間の事業計画についての解像度は高めてましたが、今回、組織計画も立てたことで、いつまでに何名採用していく必要があるのかも見えてきた事も非常に良かったです。」

▼下記、3日間の合宿にて制作したアウトプット抜粋


合宿後の変化について

ーー合宿を通じて社員にどのような気づきがありましたか?

大渕社長「まず、合宿に参加した社員たちがその場で新しい考え方、新しい言葉、新しいビジョンが生まれる様子を見て、自分たちの意見をしっかり持つようになりました。今までは私が、『これはどう思う』と聞いてもあんまり反応がなかったけれど、合宿後は『これはこうじゃなくて、こうじゃないでしょうか』と自発的に意見を言うようになりました。参加した社員にとっては本当に成長する瞬間だったのかなと思います。」

リメイク合宿へ参加をした、信和興業の社員のお二人

ーーその後、他の社員とのコミュニケーションはどう変わりましたか?

大渕社長「コミュニケーションの変化は直接的には感じませんが、合宿を通じて、2027 年物語、いわゆる3年後っていうのを具体化して考えることができました。2027年に実現している前提で語るっていうのがすごく良くて、自分ではそこまで突き詰めて考えていなかったところを、数字も含めて考えられた。具体的なお話をするなら例えば、「年収を上げていきます」ではなく、全国の中小企業の中でも上位 50 位以内の平均年収に入ると決める。じゃあ、50位以内に入るには具体的にいくら必要なのか、どうやって上げていくか、年間このくらい上げていけば達成するね、っていうのもその場で作り上げたんですね。その場で全社員の年収を出したり、内勤の年収を出したり。具体的な数値を出していって、3年後の平均年収の具体的な目標値を決める。具体的な数値に落とし込んでいくことでよりイメージもしやすくなりました。まだまだ自分でできていなかったところを、FindValueは後押ししてくれました。」

      信和興業様の表参道オフィスの屋上からの景色


今後の展望について

ーー今後の会社の成長をどう描いていますか?

大渕社長「そうですね、売上を最初の目標にするんじゃなくて、やっぱり社員の心が幸福であり、体が健康の状態で、結果、売上も伸ばしていくっていうスタンスは変わりません。心の幸福と体の健康が揃った状態で、例えば 数年後に100億円とか、そういったところはいいと思うんですけど、社員の幸福と健康が損なわれるのであれば、数字だけ目指す必要はないと思っています。」

ーー今後、FindValueとのパートナーシップについて、どのように発展させていきたいですか?

大渕社長「合宿で整理した、今後必要な施策を一緒に形にしていくことはもちろん、宗近さんを通じて生成AIを取り入れる計画があります。経営方針発表会を行う予定(記事執筆時点)で、会社の目標や個々の目標を発表する場を設けています。そこで私の目標としても、宗近君にAIについても助けてもらいながら、業界 1 位の知識と実績を持つことを目指していきます。」

左から大渕社長、ENOGU・宗像代表、宗近、弊社取締役大川。

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